語学学校の発音矯正コース
オーストラリア メルボルンのワーホリで、語学学校の発音矯正コースを受講しました。
発音矯正コースの教室は、机はなくイスのみで、壁には発音記号が貼られていました。
勉強した事
このコースで学んだ事は以下の通りです。
・発音記号の勉強をして、舌の正しい位置を覚えて正しく発音できるようにする
・リズム
・強弱
・つなげて発音される言葉
受講期間
10週間。
授業の様子
↑授業で使ったホワイトボード。
午前も午後も、発音矯正の勉強です。
毎週木曜日にテストがありました。テスト対策の授業では、文章のリズム、音程、発音などを練習します。
私は、複数形のsを発音し忘れて、よく注意されました。
テストは、先生と1対1で行います。
テストをやっている時は、他の生徒は教室の外で待ちます。
暗記した文章を先生の前で、リズム、強弱などの発音に注意しながら、話します。
この内容は、録音されます。
テスト後に、録音した自分の声を聞きながら、この辺の発音が・・・とか、sが言えていないなどのアドバイスを先生から受けました。
効果は?
発音記号が読めるようになりました。
現在の英語の発音レベルも「日本人が喋る英語」だなぁと思っていますが、それでも効果はあったようです。
ネイティブスピーカーにも、聞き取りやすいと言われた事があります。
一つ一つの発音よりも、リズムや音の流れが大切だそうです。もちろん、発音自体がキレイな事にこした事はないですが。
おまけ(1) コロンビア人に「Food」が通じなくてショック
General English(一般英語クラス)の授業で、2人でペアになり、1人が文章を読み上げて、もう1人が読み上げられた文章を書き取るという作業がありました。
私が「Food」という簡単な単語を発音しているのに、コロンビア人の男の子(コロンビアでの職業はパイロットだったそう)が、全然聞き取ってくれませんでした。
「だから、フードだよ!フード!!」
と、何回も伝えたのですが、なかなか通じません。
前歯を下唇の上にのせて発音する「F」の発音が、全然出来ていなかったのが原因でした。
この事は、こんなに発音って重要なんだ!と実感した出来事でした。
おまけ(2)タイの子は「チャ」と「シャ」の違いが苦手
驚いたのは、タイの子は「チャ」と「シャ」の違いが分からない人が多いようです。
日本人が「R」と「L」の違いが分かりにくく、発音しづらいように、タイ人の子は、「チャ」と「シャ」の違いを聞き取りずらく、発音しにくいようです。
母国語で使われない言葉は、聞き取りも発音も難しいことを実感しました。