ノイシュヴァンシュタイン城
ドイツは古城が有名ですが、その中でも特に有名なお城が、東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったと言われているノイシュヴァンシュタイン城。
ミュンヘン発の日本語1日ツアーで、行ってきました!
ツアーは、ノイシュヴァンシュタイン城、世界遺産のヴィース教会、バート・テルツという街のクリスマスマーケットに行くものです。
ツアー
7:15にミュンヘン駅に集合し、バスで出発。
バスの中で、ドイツの歴史やノイシュヴァンシュタイン城についての話をしていただきました。
↑バスの車窓から見たBMWのビル全体を使ったアドベントカレンダー(12月10日だったので、10個のライトが点いていて、BMWの車が見えます、すごいブレていて分かりにくいですが・・・)
アウトバーン(高速道路)でどんどん走ります。
↑十字軍遠征などで使われた宿場町。(バスの車窓から)
バスで約1時間半で、ノイシュヴァンシュタイン城が見えてきました。
土日は朝の通勤ラッシュがないので、車がスムーズに走るそうです。
↑こちらの免税店でバスを降りました。ここのトイレは無料です。
ここからノイシュヴァンシュタイン城までの道沿いのレストランは、レストラン内でもトイレが有料らしいので、ここに寄るのが良さそうです。
免税店の駐車場から見たノイシュヴァンシュタイン城↓
↑地図。
地図真ん中下のバツ印が、免税店の場所です(ノイシュヴァンシュタイン城は地図左下の白っぽいお城の絵がある所です)
ここからチケットセンターまで歩きます。
ツアーにチケット料金が含まれていて、ツアー会社にてチケット予約済みです。
チケットをもらい、ホテルMuller(地図のちょうど真ん中あたり)まで歩き、そこから道なりに山を登っていきます(地図の赤線です)
とてもとても幸運な事に、馬車に乗る事が出来ました!
ツアー開始時間までにお城の入口にいないといけないため、もし馬車がいなかった場合に馬車を待っていると、ツアー開始時間に遅れてしまうおそれがあり、ツアーに参加できなくなる事も起こりえます(お城の中に入れません‼︎)
お城までの行き方は、徒歩か馬車かバスですが、冬の時期は路面の凍結などのため、基本的にはバスは通っていないそうです。
↑馬車のチケット(1人6ユーロ)
馬車はノイシュヴァンシュタイン城の手前まで行ってくれます。
馬車を降りてお城へ向かう途中に、写真スポットがあります。
そこからの写真↓
本来ならばお城正面が綺麗に見える予定ですが、工事中でした、残念。
見える景色はステキです。
スムーズに馬車に乗ることができ、予定より早くお城に着いたので、中庭でツアー時間まで待ちました。
ツアー時間は時間厳守で、時間を過ぎてしまうと参加できないそうなので、要注意です!!!
写真の電光掲示板を見ると、5分起きにツアーが行われているようです。
↑ツアーまでの待ち時間に、左側にある階段を登ると見えます。
ツアーは日本語の音声ガイダンスがあるので、とても分かりやすいです。
城内はとっても綺麗でテンションあがります♡
※城内は写真撮影不可なので、写真がありません。
また、こちらはお城から見たマリエン橋
写真中央の白く小さく見える物が橋です。
マリエン橋は、冬季は橋が凍ってしまい、滑って危ないため橋へ行く道が封鎖されてしまうそうです。
私が行った日は、幸運にも橋に行く事が出来ました!!!
橋へのルートは地図の紫色のルートで、途中にある赤いマークは、写真撮影スポットです。
そこから撮ったホーエンシュヴァンガウ城
ノイシュヴァンシュタイン城を作った王が幼少期に住んでいたお城で、今回のツアーには含まれていませんが、いつか是非行ってみたいです!
山道を登って行くと、このような地図が見えるのでそこを左に曲がり進みます。
マリエン橋!花火大会終了後に駅に向かう道のように、すごい混んでいます!(こんなに人がいて、橋が落ちないか心配)
お城がとっても綺麗に見えました。
帰りはまたまた幸運にもバスが走っていたので、バスで麓まで降りました(乗車賃1ユーロ)
この日は通常より暖かかったそうなので、マリエン橋やバスが使えたのだと思います!
ちなみに、靴についてですが、私はトレッキングシューズで行きました。
同じツアーの参加者の方は、歩きやすい底のしっかりしたブーツやスニーカーで来ている方が多かったです。
馬車やバスがないと、麓からお城まで片道約40分の山道を歩くので、履きなれた靴が良いと思います。
ルートヴィヒ2世の話
ノイシュヴァンシュタイン城について欠かせないストーリーといえば、お城を作った国王、ルートヴィヒ2世です。
芸術を愛し、ワーグナー(作曲家)のパトロンでもあります。
趣味は乗馬と水泳で、9年かかる勉強を6年で終えてしまうほど頭が良く、さらに身長191cmもあり美貌であったそうです。
父親の急死により、19歳という若さで突然国王になりますが、政治よりも芸術に興味があり、お城造りとワーグナーへの投資に力を入れます。
ノイシュヴァンシュタイン城には、セントラルヒーティングや、蛇口をひねるとお湯が出ること、王の部屋と召使いの部屋が配線でつながれて王がボタンを押すと召使いの部屋でベルがなるなど、最新の設備があったそうです。
17年の歳月と巨額の費用がつぎこまれましたが、王の突然死によりお城は未完成のままです(未完成であんなに素敵!)
王のお城造りが財政を圧迫し、病気と診断され(実際には診断された記録はなく、診断記録はねつ造されたようです)、ノイシュヴァンシュタイン城から連れ出され、王位を剥奪されてしまいます。
拘束された翌日、付き添いの医師と共に湖で遺体となって発見されますが、死因は不明のままです
王の背中に2発の銃弾の後があったとも言われています。
満40歳という若さでこの世をさりますが、若いころは美貌と言われていたのに、晩年はかなりぽっちゃりしてしまったようです・・・
ルートヴィヒ2世の映画があるので、そちらを見ると分かりやすいと思います☆(日本タイトルは「ルートヴィヒ」です)
まとめ
- ノイシュヴァンシュタイン城は本当にオススメです
- 歩きやすい靴で行くのが良い
- マリエン橋からの眺めは最高